「「パン屋再襲撃」 村上春樹」

村上春樹らしい短編集。きっと、これをほかの人が書いたら、ただのわけのわからない小説になるんだろうな。春樹が書けば春樹の小説になる。言葉にすると当 たり前のことだが、改めてそう思った。個人的には象の消滅がす好き。謎は謎のままなアンニュイな世界。長さも長すぎず、短すぎず。落ちは無いが傑作である と思う。ファミリーアフェアは言葉の掛け合が良かったな。発表時期もあるけど、なんだか80~90年代を切り取ったような短編集だった。

村上春樹らしい短編集。きっと、これをほかの人が書いたら、ただのわけのわからない小説になるんだろうな。春樹が書けば春樹の小説になる。言葉にすると当 たり前のことだが、改めてそう思った。個人的には象の消滅がす好き。謎は謎のままなアンニュイな世界。長さも長すぎず、短すぎず。落ちは無いが傑作である と思う。ファミリーアフェアは言葉の掛け合が良かったな。発表時期もあるけど、なんだか80~90年代を切り取ったような短編集だった。
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「くくく草津」
深夜に突然友人から電話があり、明日車で草津に行くことに。
宿は現地で探すとして、所持金が少ないのと、長野にいる連れに会いに行くべきかと言う問題が。
金は貯金を崩すとして、長野はどうしよう。俺の車で行くわけじゃない。。。
あと、小説と映像のネタを考えなきゃ。
まぁ、温泉つかりながらネタが思いつくのに期待するとしよう。
深夜に突然友人から電話があり、明日車で草津に行くことに。
宿は現地で探すとして、所持金が少ないのと、長野にいる連れに会いに行くべきかと言う問題が。
金は貯金を崩すとして、長野はどうしよう。俺の車で行くわけじゃない。。。
あと、小説と映像のネタを考えなきゃ。
まぁ、温泉つかりながらネタが思いつくのに期待するとしよう。
「八月後半に観た映画のまとめ的な何か」
ビハインド・エネミー・ライン

カメラワークが一昔前、米兵がフランス語を話す、伝えたいことがわからない、とかなり微妙な作品でした 久々にここまでのはずれを観たかな
サイレン

ホラーではないな 監督の力量次第ではもっと良いホラー映画になったはず ただ、脚本が良いのか二転三転するストーリーとラストの落とし方は中々良かった その分、本当に撮り方が残念だ
20世紀少年 第一章 終わりの始まり

キャストが豪華で演技が巧い。だが、シリアス路線で行くのか、コメディ路線で行くのか良く分からなかった。観ていて飽きなかったが、世紀末感のあまりの無 さや芸人の多様など、映画としてはどうかなと思うところもあった。まぁ面白かったのでよしとして、続きを楽しみにしたい。常盤貴子かわいいよ。常盤貴子。
ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE
途中何度観るのをやめようかと思ったが、何とか最後まで観ることができた。B級映画が好きな人にはたまらないと思う。最後のダンスバトルは一見の価値あり。まぁ、DVDで観てよかったと思う。それにしても要潤は何故この役を引き受けたのだろう。。。
バタフライ・エフェクト

素晴らしい映画。サスペンス映画がと思ったが、まさにそれ自体がミスリードだった。これは間違いなくラブストーリーだろう。もちろん表面を覆っているのは サスペンス的な展開であり、落ちが全く予想できす、グイグイ引き込まれる感じはサスペンスとしても一級品だ。ただ、ラストシーンのあの感動。oasisの 曲という憎い演出。これは間違いなくラブストーリーである。あと、これから見る人は予告編を観ないことをお勧めする。ラストシーン写しちゃってんだもん。 あれはないわ。
バンテージ・ポイント

まぁ、サスペンス映画としてはまぁまぁの出来だと思う。が、演出が素晴らしい。あの演出がなければ普通の映画だが、登場人物それぞれの視点を切り替えて同 じ事件を映すという手法は新しく、テンポがとても軽くなって、すごい演出だった。本当にそれ以外は普通の作品かな。感動もなかったし。映像制作を趣味にし たり、演出の勉強をしたい人には一見の価値はあるとは思うけど。
20世紀少年 第二章 最後の希望

第一印象はやっぱりすごいキャストだなと。ただ、その中でカンナ役の演技は少し、目立ってしまったいたように思える。トヨエツや小日向、ユースケの演技が シリアスさを強調しているが、カンナの演技がすこしコミカルすぎた気がする。まぁ、コミカルとシリアスが混ざることに対する違和感には1章でなれたのでよ いとして。。やっぱり原作読んでない人にとっては話がポンポン転がりすぎて、置いてきぼりをくらうんではないかなぁ。まぁ、このカオスな作品はこれはこれ でありな気もするので、最終章までこの路線を貫き通してほしいと思う。
寝ずの番

津川雅彦初監督作品、中島らも原作ということで、鑑賞。噺家の魅力、言葉遊びの面白さが詰まっている作品だった。特に、終盤の歌合戦はとても楽しめた。俳 優陣もそうそうたる顔ぶれで演技には欠点が全く無い。木村佳乃もかわいいし。ただ、中盤すこしだれてしまったように感じた。1時間50分という作品時間だ が、もう少し短めにしても良かったように思える。まぁ、これぞ日本映画という感じの作品だった
アフタースクール

複線が張り巡らされたミステリー好きは一見の価値あり。前半の物語すべてが後半でひっくり返った。すごい爽快感。大泉洋も佐々木蔵之助も境雅人もす ごいいい演技。ちょっぴり感動もあって、うまくまとまった映画。なんだか気の進まないまま観てたら始め10分でぐいぐいと引き込まれてしまった。ラストを 知った上で今からもう一度観てみようと思う。それにしても「一緒に帰ろう」はかっこいい台詞だなぁ。
あしたの私のつくり方

成海璃子はかわいかったけど、あまり心に響かない映画だった。きっと、中高生くらいの女の子にはグッとくる話なのだろうが、大学生以上の男性にはちときつ いように思える。ただ、成海璃子がかわいかったので1時間半、楽しめた。彼女は年齢を感じさせない本当に凄い女優だなぁ。成海璃子が好きな人は老若男女関 わらず楽しめる映画だとは思う。
フルメタル・ジャケット

とても良い反戦映画。前半の部分が印象的で頭に残る。また前半があったからこそ、後半が生き、キューブリックの伝えたかったものがより強く現れているのだ と思う。後半にでてくる狙撃兵の演出、全体的なカメラワークが完璧だと思う。ベトナム戦争に限らず、『戦争』について考えさせられる名作だと思う。あと、 言葉遣いがすばらしく汚くてむしろすがすがしいな。吹き替えは一体どうなっているのか気になる。。。
セブン

後味の悪さがすごい。あと、ケヴィン・スペイシーの演技が良く、ラストの車の中のシーンはとても印象的で良く出来ていたと思う。全体的な暗さは独特。ちな みに自分はトレイシーが犯人だと思ってたのに、意外とあっさりとしていて少しショックだった。マンションの揺れが何をあらわしてるのかわからなかった なー。
こんなもん。意外と観てないことに驚いた。映画館ではサマーウォーズ、トランスポーター3を観たなぁ。
まだまだ、観なきゃ。
で、今回も鑑賞メーターから転載。っと。
ビハインド・エネミー・ライン

カメラワークが一昔前、米兵がフランス語を話す、伝えたいことがわからない、とかなり微妙な作品でした 久々にここまでのはずれを観たかな
サイレン

ホラーではないな 監督の力量次第ではもっと良いホラー映画になったはず ただ、脚本が良いのか二転三転するストーリーとラストの落とし方は中々良かった その分、本当に撮り方が残念だ
20世紀少年 第一章 終わりの始まり

キャストが豪華で演技が巧い。だが、シリアス路線で行くのか、コメディ路線で行くのか良く分からなかった。観ていて飽きなかったが、世紀末感のあまりの無 さや芸人の多様など、映画としてはどうかなと思うところもあった。まぁ面白かったのでよしとして、続きを楽しみにしたい。常盤貴子かわいいよ。常盤貴子。
ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE
途中何度観るのをやめようかと思ったが、何とか最後まで観ることができた。B級映画が好きな人にはたまらないと思う。最後のダンスバトルは一見の価値あり。まぁ、DVDで観てよかったと思う。それにしても要潤は何故この役を引き受けたのだろう。。。
バタフライ・エフェクト

素晴らしい映画。サスペンス映画がと思ったが、まさにそれ自体がミスリードだった。これは間違いなくラブストーリーだろう。もちろん表面を覆っているのは サスペンス的な展開であり、落ちが全く予想できす、グイグイ引き込まれる感じはサスペンスとしても一級品だ。ただ、ラストシーンのあの感動。oasisの 曲という憎い演出。これは間違いなくラブストーリーである。あと、これから見る人は予告編を観ないことをお勧めする。ラストシーン写しちゃってんだもん。 あれはないわ。
バンテージ・ポイント

まぁ、サスペンス映画としてはまぁまぁの出来だと思う。が、演出が素晴らしい。あの演出がなければ普通の映画だが、登場人物それぞれの視点を切り替えて同 じ事件を映すという手法は新しく、テンポがとても軽くなって、すごい演出だった。本当にそれ以外は普通の作品かな。感動もなかったし。映像制作を趣味にし たり、演出の勉強をしたい人には一見の価値はあるとは思うけど。
20世紀少年 第二章 最後の希望

第一印象はやっぱりすごいキャストだなと。ただ、その中でカンナ役の演技は少し、目立ってしまったいたように思える。トヨエツや小日向、ユースケの演技が シリアスさを強調しているが、カンナの演技がすこしコミカルすぎた気がする。まぁ、コミカルとシリアスが混ざることに対する違和感には1章でなれたのでよ いとして。。やっぱり原作読んでない人にとっては話がポンポン転がりすぎて、置いてきぼりをくらうんではないかなぁ。まぁ、このカオスな作品はこれはこれ でありな気もするので、最終章までこの路線を貫き通してほしいと思う。
寝ずの番

津川雅彦初監督作品、中島らも原作ということで、鑑賞。噺家の魅力、言葉遊びの面白さが詰まっている作品だった。特に、終盤の歌合戦はとても楽しめた。俳 優陣もそうそうたる顔ぶれで演技には欠点が全く無い。木村佳乃もかわいいし。ただ、中盤すこしだれてしまったように感じた。1時間50分という作品時間だ が、もう少し短めにしても良かったように思える。まぁ、これぞ日本映画という感じの作品だった
アフタースクール

複線が張り巡らされたミステリー好きは一見の価値あり。前半の物語すべてが後半でひっくり返った。すごい爽快感。大泉洋も佐々木蔵之助も境雅人もす ごいいい演技。ちょっぴり感動もあって、うまくまとまった映画。なんだか気の進まないまま観てたら始め10分でぐいぐいと引き込まれてしまった。ラストを 知った上で今からもう一度観てみようと思う。それにしても「一緒に帰ろう」はかっこいい台詞だなぁ。
あしたの私のつくり方

成海璃子はかわいかったけど、あまり心に響かない映画だった。きっと、中高生くらいの女の子にはグッとくる話なのだろうが、大学生以上の男性にはちときつ いように思える。ただ、成海璃子がかわいかったので1時間半、楽しめた。彼女は年齢を感じさせない本当に凄い女優だなぁ。成海璃子が好きな人は老若男女関 わらず楽しめる映画だとは思う。
フルメタル・ジャケット

とても良い反戦映画。前半の部分が印象的で頭に残る。また前半があったからこそ、後半が生き、キューブリックの伝えたかったものがより強く現れているのだ と思う。後半にでてくる狙撃兵の演出、全体的なカメラワークが完璧だと思う。ベトナム戦争に限らず、『戦争』について考えさせられる名作だと思う。あと、 言葉遣いがすばらしく汚くてむしろすがすがしいな。吹き替えは一体どうなっているのか気になる。。。
セブン

後味の悪さがすごい。あと、ケヴィン・スペイシーの演技が良く、ラストの車の中のシーンはとても印象的で良く出来ていたと思う。全体的な暗さは独特。ちな みに自分はトレイシーが犯人だと思ってたのに、意外とあっさりとしていて少しショックだった。マンションの揺れが何をあらわしてるのかわからなかった なー。
こんなもん。意外と観てないことに驚いた。映画館ではサマーウォーズ、トランスポーター3を観たなぁ。
まだまだ、観なきゃ。
で、今回も鑑賞メーターから転載。っと。
「限りなく透明に近いブルー 村上龍」

セックス、ドラック、アルコールで主に構成される青春小説。終わり方がなんだか文学的すぎて逆に驚いた。群像新人賞や芥川賞を受賞しているだけあって、文章の構成力はなかなかのもの。今の若者はリュウこと村上龍のような青春を送ることを恐れているなと思った。勿論、ドラックに走るのが良いということではないし、どこまでが龍の想像かは分からないが、大学に通って限られた中で自由を満喫し、社会を恨むよりかは、これぐらい「自由」なほうがすがすがしいように思える。リスクがあればリターンがある。そんな小説だった。

セックス、ドラック、アルコールで主に構成される青春小説。終わり方がなんだか文学的すぎて逆に驚いた。群像新人賞や芥川賞を受賞しているだけあって、文章の構成力はなかなかのもの。今の若者はリュウこと村上龍のような青春を送ることを恐れているなと思った。勿論、ドラックに走るのが良いということではないし、どこまでが龍の想像かは分からないが、大学に通って限られた中で自由を満喫し、社会を恨むよりかは、これぐらい「自由」なほうがすがすがしいように思える。リスクがあればリターンがある。そんな小説だった。
「最近読んだ本の簡単なまとめ」
『エンド・ゲーム―常野物語』 恩田陸
読了 光の帝国とはベクトルが違う方向にあるな この本はサスペンス色、シニカルさが強く 光の帝国は物語性が強い
『すべての男は消耗品である』 村上龍
解説にもある通り、村上龍はストレートだけどどこか子供っぽいな でも、考え方は面白いし共感できる面もある
『1Q84 BOOK 1』 村上春樹
インセンストタブーを含む性的な諸問題が人間にもたらすもの、私たち各々が所属する世界の不確かさなどなど、様々な問題提起を内に盛り込んだ作品であると感じた。読む前にはあれだけの話題性もあり、大衆向けに転向したのかと思ったが、再翻訳的な文体も相変わらず健在でBook2がどうなるか楽しみである。あと、ふかえりは可愛い。
『1Q84 BOOK 2』 村上春樹
恋愛小説的であり、童話的であり、SF的であり、ファンタジー的である。兎に角、すばらしい小説であると思う。春樹作品は一通り(エッセイを除いて)読んだが、その中でも1,2を争う出来なのではないだろうか。また、文中の「リトル・ピープル」はそのまま「システム」という言葉に置き換えることも出来、著者がこの前語ったスピーチと通っている部分も感じられる。愛のあるファンタジーでいて、強烈に現代社会のシステムそのものを風刺している強烈な作品であると思う。あと、ふかえりはロリコンにはたまらないんじゃないかな(笑)
『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来』 城 繁幸
タイトルからして、若者向けの説教本かと思うが、その実は企業や管理職に就く中高年層が最も読むべき本だと思う。日本の年功序列制度はどこへ向かうのか、それとももう崩壊しているのか。成果主義と比較し、具体例を示しながら筆者は考察する。学生の私にとってはなんだか絶望的でもあり、希望的でもあった。兎に角、日本の雇用システムは変わらなければない、いや、もう流動的に変わっている。その中で若者はどういうライフコースを定めるべきなのか考えさせられる本であった。
全部読書メーターからの転載だけど、こんなもん。
1Q84は面白かった。続きがとても気になる本。
ほんとは以前の形式で書いたほうが良い気がするけど、これが一番楽だからいいか。
辛いことは続かない。
『エンド・ゲーム―常野物語』 恩田陸
読了 光の帝国とはベクトルが違う方向にあるな この本はサスペンス色、シニカルさが強く 光の帝国は物語性が強い
『すべての男は消耗品である』 村上龍
解説にもある通り、村上龍はストレートだけどどこか子供っぽいな でも、考え方は面白いし共感できる面もある
『1Q84 BOOK 1』 村上春樹
インセンストタブーを含む性的な諸問題が人間にもたらすもの、私たち各々が所属する世界の不確かさなどなど、様々な問題提起を内に盛り込んだ作品であると感じた。読む前にはあれだけの話題性もあり、大衆向けに転向したのかと思ったが、再翻訳的な文体も相変わらず健在でBook2がどうなるか楽しみである。あと、ふかえりは可愛い。
『1Q84 BOOK 2』 村上春樹
恋愛小説的であり、童話的であり、SF的であり、ファンタジー的である。兎に角、すばらしい小説であると思う。春樹作品は一通り(エッセイを除いて)読んだが、その中でも1,2を争う出来なのではないだろうか。また、文中の「リトル・ピープル」はそのまま「システム」という言葉に置き換えることも出来、著者がこの前語ったスピーチと通っている部分も感じられる。愛のあるファンタジーでいて、強烈に現代社会のシステムそのものを風刺している強烈な作品であると思う。あと、ふかえりはロリコンにはたまらないんじゃないかな(笑)
『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来』 城 繁幸
タイトルからして、若者向けの説教本かと思うが、その実は企業や管理職に就く中高年層が最も読むべき本だと思う。日本の年功序列制度はどこへ向かうのか、それとももう崩壊しているのか。成果主義と比較し、具体例を示しながら筆者は考察する。学生の私にとってはなんだか絶望的でもあり、希望的でもあった。兎に角、日本の雇用システムは変わらなければない、いや、もう流動的に変わっている。その中で若者はどういうライフコースを定めるべきなのか考えさせられる本であった。
全部読書メーターからの転載だけど、こんなもん。
1Q84は面白かった。続きがとても気になる本。
ほんとは以前の形式で書いたほうが良い気がするけど、これが一番楽だからいいか。
辛いことは続かない。