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2024/04/20 (Sat)
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2010/06/28 (Mon)
「無題」
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2010/04/17 (Sat)
「面白い映像」
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Solidarité from La Boite Concept on Vimeo.


素晴らしいメッセージ性とアート性。

PIXELS by Patrick Jean from ONE MORE PRODUCTION on Vimeo.


CGすごす。

2010/04/06 (Tue)
「3月の読書まとめ」
Comments(0) | TrackBack() | 小説
全然読めとらんなぁ。せめて、30冊は読まないと。

3月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:5372ページ

0の殺人 (講談社文庫)0の殺人 (講談社文庫)
まさに0の殺人。のっけから作者からの挑戦状があったが、推理小説初心者の自分にとっては解明できなかった。オチというか、トリックはとてもコミカル。こういう結末は予想外すぎて驚いてしまった。分量も丁度良く、中身もそれほど重くない。良いバランスの小説であった。
読了日:03月28日 著者:我孫子 武丸
ロートレック荘事件 (新潮文庫)ロートレック荘事件 (新潮文庫)
難しいパズルの様な小説だ。叙述トリックに関しては私としては少しアンフェア感が否めないが、最期の結末でやられた。あれこそが真のトリックなんじゃないだろうか。ミスリードをもう少し大きくしても良かったきがするけど。謎解きの場面はまさにパズルや数式をとくような感じで、少し手が止まったが筒井康隆の苦労が伝わってきて、ただただ感嘆するのみだった。最期がほんとに切なくって、あそこでやられてしまったな。
読了日:03月28日 著者:筒井 康隆
頭の中がカユいんだ (集英社文庫 (な23-21))頭の中がカユいんだ (集英社文庫 (な23-21))
タイトルがとても秀逸で、らもさんの言葉のセンスが光りまくっている。本編もそのまんまで、散文的だけれど鋭い言葉選びで唖然とさせられた。表題作については村上龍の「限りなく……」に人間性(主体)とドン底感をプラスしたような内容で、体験がないと書けない素晴らしい青春(?)小説だと感じた。「クェ・ジュ島の夜、……」はユーモアの中に厭世感ただよう切なさのこもった内容で、これまたよく出来ていた。小説は人生体験を料理するものだと思い知らされた。
読了日:03月28日 著者:中島 らも
魔剣天翔 (講談社ノベルス)魔剣天翔 (講談社ノベルス)
ハードボイルド色の少し強い作品。保呂草の行動にドキドキさせられた。また、S&Mシリーズ(四季シリーズだっけ?)の各務亜樹良が出てきて、四季博士のことも思い出せてニヤニヤさせられた。トリックとしては全く気づけずに素直に驚いた。ダイイングメッセージはギャグっぽかったけど。ただ、今回は推理パートが少なくて紅子がほぼ安楽椅子探偵化していたのが残念だったかな。中々面白い一作だった。
読了日:03月26日 著者:森 博嗣
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)
稲沢の正体に一番驚かされたが、推理小説としては……。犯人の動機はとても面白いモノだったと思う。ただ、犯人に至る推理が少し違和感あったけれど。相変わらずキャラクターが立っていて、そっちの要素はとても楽しめた。「森博嗣」という作家の作品の中ではぴったり平均点という印象。それにしても、タイトルのセンスはすごい……。
読了日:03月26日 著者:森 博嗣
国語入試問題必勝法 (講談社文庫)国語入試問題必勝法 (講談社文庫)
正直な感想は面白い短編半分、微妙な短編半分。私に読解力が無いためかもしれないが。「霧の中の終章」は見事で、「アルジャーノンに花束を」のように、地の文で読者を主人公と同化させる書き方は素晴らしい。また、表題の「国語入試問題必勝法」では国語という学問に対する筆者の辛辣な考えにニヤニヤさせられたし、「猿蟹合戦とはなにか」でのフロイト的解釈は説得力もあり面白かった。色々な味のある短編集として、素晴らしい小説ではあると思う。
読了日:03月26日 著者:清水 義範
七人の証人 (講談社文庫)七人の証人 (講談社文庫)
読まされた。理詰め理詰めで進む物語ではあるが、奇抜な舞台設定と猟銃、ジャックナイフという小物による見事なスリルには舌を巻いた。惜しむらくは最後の最後があっけなく終わってしまったことだが、一年前の犯人の父親が7人の証言を一つ一つ追求していく様には胸が踊らされた。私の中の「西村京太郎は旅物」といった認識が大きく覆された大作だった。
読了日:03月26日 著者:西村 京太郎
イニシエーション・ラブ (文春文庫)イニシエーション・ラブ (文春文庫)
トリックがあると知って読んだのに、最期の二行(細かく言うと最期の1ページ)を読んで、一瞬理解できなかった。で、3秒後に全て理解して、感動した。とてもよく構成された恋愛(推理?)小説である。もう一度通して再読してみると、細かいところがどんどんとつながっていって、とても楽しかった。一読目の時にニヤニヤしてしまった場面も再読すると、違った味があって面白い。評判通りの小説だと思う。それにしても、黒い恋愛小説だなぁ。大学生である自分は軽い女性不信。
読了日:03月25日 著者:乾 くるみ
弁護側の証人 (集英社文庫)弁護側の証人 (集英社文庫)
騙されはしたが、見事な叙述にコロッとだまされたというより、「あれっ?あれれ?」と言った感じで騙されたので爽快感は少なかった。ただ、全てを読みきった後に、初めから読み返してみると、見事な叙述トリックに気づき呆然とさせられた。序章の文がすごく活きていて、あそこから私は完全に騙されていた(というか、ほぼみんなそうだろう)。手品師の様に慎重に、スピーディに読者を騙す手際は素晴らしかった。
読了日:03月25日 著者:小泉 喜美子
次世代ウェブ  グーグルの次のモデル (光文社新書)次世代ウェブ グーグルの次のモデル (光文社新書)
2006年当時の状況ではあるが、比較的web2.0の概要をうまくまとめていると思う。ただ、この本の本当に良いところはweb2.0的なアプローチの日本の企業に着眼点を置いたところだと思う。楽天の行方の考察やmF247についてなど、なかなか面白く読めた。今のウェブ時代に取り残されれて困っている企業などは必読とまではいかなくても、読めば何かしら得るものがあるんでなかろうか。
読了日:03月08日 著者:佐々木 俊尚
新世界より 下新世界より 下
上巻から一変、現代都市(といっていいのかな?)を舞台にしたために、童話的な雰囲気から脱してしまったのが個人的には少し残念だった。だが、非常に良く練られた小説であったと思う。上巻の伏線も見事に消化して、物語としてまとまっていた。根本的なテーマ(オチ?)も少しは予想は出来たけれど、素晴らしかった。また、それを安直に伝えるのではなく、少しづつ文章に織り込んでいく技術は見事だった。評判通り、いや、評判以上の出来で満足、満足。ただ、「サイコ・バスター」っていうネーミングはなぁ。
読了日:03月07日 著者:貴志 祐介
新世界より 上新世界より 上
まず、世界設定が秀逸。細かく設定された世界と広がりのある物語に圧巻された。名ファンタジー(三大ファンタジー)の日本版として評価しても良いんじゃないかと思えるほどである。不思議な世界にこれからどういう意味付けをしていくのか、下巻がとても気になる。あと、セックスについての設定は不覚にも少し興奮してしまった。BL好きはニヤニヤが止まらないんじゃないだろうか、そんな事をニヤニヤしながら思ってしまった(笑い)
読了日:03月06日 著者:貴志 祐介
月は幽咽のデバイス (講談社ノベルス)月は幽咽のデバイス (講談社ノベルス)
ミステリーであるけれど、人間模様に目がいってしまった。狼男とかの怪物系は好きなんだけれど、なんだかそのまんまで少し残念。この先どんな事件が起こるのか!?というよりも、保呂草と紅子の関係の方が気になるというのは少しどうなのかなぁと思うけれど、取り敢えず続刊を明日買いにいこうと思う。
読了日:03月06日 著者:森 博嗣
黒猫の三角 (講談社ノベルス)黒猫の三角 (講談社ノベルス)
S&M、四季シリーズから移行。殺すことについて色々と考えるところが面白かった。ラストについては素晴らしいの一言。シリーズ作品の第一作にこれを持ってきたのは衝撃的だった。良くも悪くも森博嗣らしさが詰まった作品だと思う。まんまと騙された。と、いうか主人公ってなんだ!?
読了日:03月06日 著者:森 博嗣
人形式モナリザ (講談社ノベルス)人形式モナリザ (講談社ノベルス)
やっぱりキャラが立っていて面白い。ミステリーとしてはトリックの意外性は薄かったが、解決までのプロセスを楽しく読めた。
読了日:03月06日 著者:森 博嗣
インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書]インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書]
まさに、奇妙な法学入門。中盤の知財権の例えとしての『「神聖知財帝国」アプローチ』が面白かった。法律の基礎入門としても、これからのネット社会の中での法についての勉強としても、とてもおすすめできる一冊だと思う。読んでよかった。
読了日:03月06日 著者:白田 秀彰
死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)
『死』というものはどういうものか。僕たち全員に必ず訪れる『死』に対して、当の僕らは目をそらしながら生きてきている。では実際に『死』に直面したらどうなるのか、様々な危険的な事例を通した精神科医である筆者の分析はなかなか面白かった。私たちは『死』を受け入れる社会への変革をそろそろしなければいけないんだろう。
読了日:03月06日 著者:エリザベス キューブラー・ロス

読書メーター

2010/03/08 (Mon)
「今更去年のまとめんこ」
Comments(0) | TrackBack() | 小説
2009年の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:6791ページ

星の王子さま (新潮文庫)星の王子さま (新潮文庫)
優しく、丁寧な物語だった。パラパラと読んだことはあったが、初めてきちんと読んでみた。19歳という大人に近い子供である僕は読み終わった後、とても複雑な心境になった。いや、サン・テグジュペリに言わせれば、僕はもう大人なのだろう。逆に、今ホントの子供はどれくらいいるのだろうか。「おとなだって、はじめはみんな子どもだったのだから。」「いちばんたいせつなことは、目に見えない。」そんな大切な事すら忘れてしまう大人にはなりたくない。
読了日:12月30日 著者:サン=テグジュペリ
人は見た目が9割 (新潮新書)人は見た目が9割 (新潮新書)
少し根拠が不明な主観的な主張が目についたし、述べられている内容もまとまりが薄い様に感じたが、タイトルとノンバーバルコミニュケーションの行動の具体的な説明に関しては楽しめたし、参考になった。ただ、あそこまで売れたほどではなかったかな。まぁ、コミュニケーションの参考にはなったから良いか。
読了日:12月30日 著者:竹内 一郎
闇が落ちる前に、もう一度 (角川文庫)闇が落ちる前に、もう一度 (角川文庫)
今、SFに興味を持った。そんな気持ちにさせてくれた一冊。やっぱり、「時分割の地獄」が面白かったな。オチがとても良く出来ている。最初はありふれたロボット三原則をもとにしたAIと人間の対立かと思ったけど、予想を大きく上回る物語の広げ方だった。他の収録作品も「はずれ」は一作もなく、作者の才能を感じさせられた。もともと、AIの物語を買いに行っておいてなかったから適当に手にとった一作だったけど大変満足している。著者の他の作品も楽しみだ。
読了日:12月29日 著者:山本 弘
決断力 (角川oneテーマ21)決断力 (角川oneテーマ21)
羽生善治が将棋を通じて得た、生きる上での様々なヒントが書かれている。直感力の重要性、継続の難しさ、集中についてなどなど、自分の考え方や生き方の参考になるかは分からないが、読んでいて面白かった。やはり一線で活躍する'プロフェッショナル'が語る言葉は読んでいるだけで面白い。
読了日:12月29日 著者:羽生 善治
iPhoneをつくった会社 ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化 (アスキー新書 (073))iPhoneをつくった会社 ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化 (アスキー新書 (073))
iPhoneのコンセプトを中心にアップルという企業について、またiPhoneが日本のガラパゴスケータイと言われている囲い込み中心の体制にどう影響を与えていくかについて書かれた本。2008年8月に刊行されたため、iPhone3GSについては語られていないが、筆者の述べるビジョンは一年経った2009年現在、あながちハズレていないように思う。スマートフォンやクラウドコンピューティングについてよく分かっていない人におすすめできる新書であると思う。
読了日:12月29日 著者:大谷 和利
十七歳だった! (集英社文庫)十七歳だった! (集英社文庫)
さくっと読める青春時代のエッセイ。うーむ、原田宗典は初めて読んだが、文体がとても好みである。17歳を通りすぎていった男なら誰もが頷け、自分と重ねて甘酸っぱくなる内容だった。また、あとがきの8mmフィルムのくだりはとても胸にしみる文章だった。著者がこの本を書いた動機、伝えたかったものが書かれていて、私も私自身の17歳を取り戻したくなった。
読了日:11月28日 著者:原田 宗典
疾走疾走
「疾走感」のある、最高の作品。約5年ぶりに読み返してみた。やっぱり、重く暗く、名作。ラストは二人称小説でなきゃできない救いがあっていい。読み返してみて思ったのが、細かい描写がすごいということ。著者の作品は昔一通り読んだが、改めてまた読み返したくなった。
読了日:11月28日 著者:重松 清
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)
ゼミの二人称小説研究の課題本だったので読んだ。犬が歴史を駆け抜ける疾走感がすばらしい。これを書ききる文章力はすごいとしかいえない。歴史の勉強にいまひとつ興味を持てないのなら、まずこれを読んでみるべきだと思う。それにしても二人称って可能性を秘めた表現方法だなぁ。
読了日:11月28日 著者:古川 日出男
教祖誕生 (新潮文庫)教祖誕生 (新潮文庫)
すごいなぁ。著者が自分の宗教観をすべてつめこんだと書いているが、よくかけている。新興宗教への自分なりの解釈がすばらしい。文章表現もたくみだし、ほんとに漫才やっても、映画作っても、小説書いても、すべてが「自分だけの作品」だ、この人は。
読了日:11月28日 著者:ビートたけし
スプートニクの恋人 (講談社文庫)スプートニクの恋人 (講談社文庫)
二度目の読了。ファンタジーの境界線をぎりぎりのところで越えてない小説。まぁ、春樹の小説はある意味ではファンタジーだけど。「たぶん今、君は自分自身を新しいフィクションの枠組みの中に置こうとしているんだ。」からの車のトランスミッションの比喩が印象に残った。あとは、終盤の子供との対話かなぁ。子供の未来を想像する話はやっぱり好き。
読了日:10月24日 著者:村上 春樹
国境の南、太陽の西 (講談社文庫)国境の南、太陽の西 (講談社文庫)
実は前に読んでいた。序盤に気づいたがそのまま読了。要するにラブストーリー。詳しく書いても、ラブストーリー。初恋の子は大きな存在というけれど、そのことについての物語。自分も主人公と同じことを昔思ったことがあったから、物語りに入り込みやすかった。春樹独特の文体は健在で、さくっと読めて、結構心に残る本。
読了日:10月24日 著者:村上 春樹
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
読了日:10月05日 著者:米澤 穂信
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)
読了日:10月05日 著者:米澤 穂信
不思議の国のアリス (新潮文庫)不思議の国のアリス (新潮文庫)
読了日:09月29日 著者:ルイス キャロル,金子 国義
ユージニア (角川文庫)ユージニア (角川文庫)
読了日:09月26日 著者:恩田 陸
虫眼とアニ眼 (新潮文庫 み 39-1)虫眼とアニ眼 (新潮文庫 み 39-1)
理想の真逆につきすすむ社会にどこか諦めを感じつつ、それでもどうすれば子供にとって理想の環境を作れるのかを力を抜いて二人が話す本。二人とももう、だれが悪いとかそういう青臭いことも言わず、システム、社会自体に問題があると諦めて話しているところに、大学生の私は無力感を感じた。彼等の世代が生きた日本の美しく醜い、「生きた」環境を観てみたいなぁ。
読了日:09月09日 著者:養老 孟司,宮崎 駿
パン屋再襲撃 (文春文庫)パン屋再襲撃 (文春文庫)
村上春樹らしい短編集。きっと、これをほかの人が書いたら、ただのわけのわからない小説になるんだろうな。春樹が書けば春樹の小説になる。言葉にすると当たり前のことだが、改めてそう思った。個人的には象の消滅がす好き。謎は謎のままなアンニュイな世界。長さも長すぎず、短すぎず。落ちは無いが傑作であると思う。ファミリーアフェアは言葉の掛け合が良かったな。発表時期もあるけど、なんだか80~90年代を切り取ったような短編集だった。
読了日:09月07日 著者:村上 春樹
グーグルが日本を破壊する (PHP新書 518)グーグルが日本を破壊する (PHP新書 518)
タイトルが悪かった事が否めない。このタイトルだと大抵の人はアンチグーグル本だと思うのではないか。タイトルと異なり内容はグーグルが既存のメディアやサービスに参入する事で起こる影響を既存のメディア、企業の保守的体制を批判しながら論じるもの。特に、新聞やテレビなどのメディアvsグーグルという構図が中心であった。ある程度のウェブの知識がある人には必読の一冊であると思う。
読了日:09月03日 著者:竹内 一正
限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)
セックス、ドラック、アルコールで主に構成される青春小説。終わり方がなんだか文学的すぎて逆に驚いた。群像新人賞や芥川賞を受賞しているだけあって、文章の構成力はなかなかのもの。今の若者はリュウこと村上龍のような青春を送ることを恐れているなと思った。勿論、ドラックに走るのが良いということではないし、どこまでが龍の想像かは分からないが、大学に通って限られた中で自由を満喫し、社会を恨むよりかは、これぐらい「自由」なほうがすがすがしいように思える。リスクがあればリターンがある。そんな小説だった。
読了日:08月31日 著者:村上 龍
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
タイトルからして、若者向けの説教本かと思うが、実は企業や管理職に就く中高年層が最も読むべき本だと思う。日本の年功序列制度はどこへ向かうのか、それとももう崩壊しているのか。成果主義と比較し、具体例を示しながら筆者は考察する。学生の私にとってはなんだか絶望的でもあり、希望的でもあった。兎に角、日本の雇用システムは変わらなければない、いや、もう流動的に変わっている。その中で若者はどういうライフコースを定めるべきなのか考えさせられる本であった。
読了日:08月20日 著者:城 繁幸
1Q84 BOOK 21Q84 BOOK 2
恋愛小説的であり、童話的であり、SF的であり、ファンタジー的である。兎に角、すばらしい小説であると思う。春樹作品は一通り(エッセイを除いて)読んだが、その中でも1,2を争う出来なのではないだろうか。また、文中の「リトル・ピープル」はそのまま「システム」という言葉に置き換えることも出来、著者がこの前語ったスピーチと通っている部分も感じられる。愛のあるファンタジーでいて、強烈に現代社会のシステムそのものを風刺している強烈な作品であると思う。あと、ふかえりはロリコンにはたまらないんじゃないかな(笑)
読了日:08月19日 著者:村上 春樹
1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 1
インセンストタブーを含む性的な諸問題が人間にもたらすもの、私たち各々が所属する世界の不確かさなどなど、様々な問題提起を内に盛り込んだ作品であると感じた。読む前にはあれだけの話題性もあり、大衆向けに転向したのかと思ったが、再翻訳的な文体も相変わらず健在でBook2がどうなるか楽しみである。あと、ふかえりは可愛い。
読了日:08月17日 著者:村上 春樹
すべての男は消耗品である (集英社文庫)すべての男は消耗品である (集英社文庫)
解説にもある通り、村上龍はストレートだけどどこか子供っぽいな でも、考え方は面白いし共感できる面もある
読了日:08月10日 著者:村上 龍
エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)
読了 光の帝国とはベクトルが違う方向にあるな この本はサスペンス色、シニカルさが強く 光の帝国は物語性が強い
読了日:08月03日 著者:恩田 陸

読書メーター

2010/03/05 (Fri)
「ストップモーション映像」
Comments(0) | TrackBack() | 雑記

Freezelight Magic Forest from FREEZELIGHT.RU on Vimeo.



長時間露光撮影300枚の映像らしい。
世界広す。すごす。





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