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2024/05/21 (Tue)
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2009/12/03 (Thu)
「9月、10月を無視して、11月に読んで感想を書いた本たち」
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11月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1327ページ

十七歳だった! (集英社文庫)十七歳だった! (集英社文庫)
さくっと読める青春時代のエッセイ。うーむ、原田宗典は初めて読んだが、文体がとても好みである。17歳を通りすぎていった男なら誰もが頷け、自分と重ねて甘酸っぱくなる内容だった。また、あとがきの8mmフィルムのくだりはとても胸にしみる文章だった。著者がこの本を書いた動機、伝えたかったものが書かれていて、私も私自身の17歳を取り戻したくなった。
読了日:11月28日 著者:原田 宗典

疾走疾走
「疾走感」のある、最高の作品。約5年ぶりに読み返してみた。やっぱり、重く暗く、名作。ラストは二人称小説でなきゃできない救いがあっていい。読み返してみて思ったのが、細かい描写がすごいということ。著者の作品は昔一通り読んだが、改めてまた読み返したくなった。
読了日:11月28日 著者:重松 清

ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)
ゼミの二人称小説研究の課題本だったので読んだ。犬が歴史を駆け抜ける疾走感がすばらしい。これを書ききる文章力はすごいとしかいえない。歴史の勉強にいまひとつ興味を持てないのなら、まずこれを読んでみるべきだと思う。それにしても二人称って可能性を秘めた表現方法だなぁ。
読了日:11月28日 著者:古川 日出男

教祖誕生 (新潮文庫)教祖誕生 (新潮文庫)
すごいなぁ。著者が自分の宗教観をすべてつめこんだと書いているが、よくかけている。新興宗教への自分なりの解釈がすばらしい。文章表現もたくみだし、ほんとに漫才やっても、映画作っても、小説書いても、すべてが「自分だけの作品」だ、この人は。
読了日:11月28日 著者:ビートたけし


俺、ここまで本を読んでなかったんだな。。

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